レバレッジ（テコの原理）

投資効率（利益）を最大化する方法はレバレッジをかけることです。株は信用制度で3倍、FXは25倍程度までレバレッジを効かせることができます。株の信用制度を活用するには個人属性などの資料提出と電話面談が必要になります。審査に落ちた人は聞いたことがありませんので申請さえすれば信用制度を活用できるようになります。

株の現物投資や投資信託

株で現物投資をする場合はレバレッジはありません。100万円の現金があれば100万円分しか購入できないのが現物投資です。うまくいけば年間数％は稼げる可能性がありますが、中長期投資を覚悟することです。現物投資をするのあれば投資信託のほうが無難かもしれません。10年という単位で放置可能であれば間違いなく利益はでるでしょう。

100年間の歴史を調査してみればわかりますが、株と土地は長い目で見ればずっと上がり続けています。ダウ・ジョーンズも東証も一緒です。お金持ち達が土地や不動産を所有しながら株も保有しているのですから間違いのない投資だと言えます。

テレビなどで経済評論家風情が短期的な視点でものを申していますが、せいぜい10年程度の期間の分析でコメントしています。もっと長いスパンでのデータ分析をしてみてください全く違う結果が見えます。

株を購入するときにポイントとなるのはこれから人口が増える国、大きな企業等、中長期に見て成長が見込める国や企業などに投資するのがおすすめです。人口が増える国は経済が豊かになります。大きな企業は不祥事さえなければ利益を生み続けるでしょう。国ならインド、バングラデシュ等が妙味です。

ネットビジネスや転売

私はやったことがありませんがネットビジネスや転売という手法もあるようです。メルカリやヤフオクなどでこまめに商品を仕入れ転売するのでしょうが、多少の資本と労働時間が必要です。労働時間が必要というのは私にとっては非常にナンセンスです。一度だけメルカリを使ってゲームソフトを売却したことがあります。登録はわずか5分程度ですが、コンビニに行って梱包して送付してと以外にも面倒でした。なんだかんだで2000円のソフトを売るために都合1時間は費やしていると思います。私のサラリーマンとしての時給は4000円程度でしょうか？1時間4000円の私が2000円のソフトを売るために1時間働くっていうのは滑稽です。メルカリで一生懸命転売をしている方は、安い時給で働いていることにほかならないと思われます。もちろんレバレッジなんて効きません。転売する方は現金もしくはカードで仕入れて利幅を得るのですから投資効率は良いとはいえないでしょう。まあ趣味の一環としてのアルバイトみたいなものですね。

不動産（真打ち）

様々な投資を調査分析するとわかるのですが、投資効率が最も良いのは不動産です。不動産投資は投資効率が最大化できる投資です。例えばフルローンでは物件価格の全部をローンで購入可能です。オーバーローンでは物件価格に加えて諸経費まで含めローンで購入可能です。

私の実例を紹介しましょう。私は1件目のマンションは頭金は約1割、それ以外の費用は「りそな銀行」から住宅ローンで借り入れしました。1件目のマンションは完済しましたので賃貸に出して、1軒目のマンションが生みだす利益をそのまま2軒目のマンションの住宅ローン返済に回しています。3軒目のマンションはびた一文出さずに「三菱UFJ」から住宅ローンでオーバーローンで購入しています。

一般人は一生に1〜2回程度マイホームを購入します。私は既に3回購入していますが、それぞれの物件毎に用意した現金とローンはこんな感じです。1軒目は100万円の現金で2000万円のフルローンですから20倍のレバレッジ。2軒目は200万で3000万のフルローンですから15倍のレバレッジ。3件目は現金は一切用意せず3200のオーバーローンですから∞倍というレバレッジです。実際には印紙代など2万円程度は用意したので1600倍ですね。

株やFXのレバレッジと比較してもらえば自ずと分かると思いますが、不動産の投資効率は我々の生きているこの世界では最強です。

私の場合は1軒目の収益物件は住宅ローンで完済した後に賃貸にしていますので特段問題がありませんが、最初から収益物件を住宅ローンで購入するのは違法ですので気をつけましょう。最近ニュースでも取り上げられたのでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

私の投資家仲間たちは株も不動産も事業投資も手がています。その中での我々の結論として、投資対象は概ね以下にカテゴライズできます。

ハイリスク・ハイリターン
株やFX等のペーパーアセット
ただし、株の現物投資や投資信託は別物

ミドルリスク・ミドルリターン
不動産関連の投資

ローリスク・ローリターン
ネットビジネスやメルカリ転売等

サラリーマンの皆さんは何を選択しますか？