賃貸と購入 どちらがお得?
賃貸と購入どちらがお得?
まず、住居費として考えると長い年数で見ると支払額は購入のほうが少なくなります。
例えば3000万の住宅をオーバーローンで購入した場合と住宅を15万円で賃貸しつづけた場合の計算をしてみましょう。一般的に住宅ローンは30年で借りますのでローン期間は30年。3200万がローンの元金(諸経費込み)とします。
購入した場合に1年間にかかる費用は以下の通りです
年額 約125万円 = ローン返済 約110万円 + 固定資産税 約10万円 +火災保険5万円
※住宅ローン前提なので金利は0.55%に設定。火災保険は実際は2万円程度
賃貸した場合に1年間にかかる費用は以下の通りです。
例1 年額 約180万円 = 月額家賃15万円 ☓ 12
例2 年額 約168万円 = 月額家賃14万円 ☓ 12
上記のケースだと購入したほうがお得であることが分かります。
物件をどの程度で購入できるか?物件をどの程度で賃貸に出せるかによって状況は変わります。状況によっては購入しても賃貸しても変わらないケースもあります。
賃貸と購入の違いは?
賃貸は何も手元に残りません。
購入した不動産はあなたの資産として残ります。
賃貸物件に住んでいる方は「購入者の負債や借り入れ利息を支払っている人」です。
資産を作るには購入が最適
私の考えでは不動産は借りるものではなく購入するものです。そして購入したものは誰かに貸して自分の代わりにお金を稼いでもらうか、自分の借金を肩代わりしてもらいましょう。
一生賃貸に住み続ける覚悟がある人は、一生ランニングコストを払える人であり、一生稼げるスキルを持っている自信がある人です。一生において肉体的・精神的に健康であることを全うできる人です。あなたは老いても今の収入を稼げるのでしょうか?私は自信ありません。
お金がなくて購入できないという人は、お金をためるか、ローンで借りてなるべく早く返す事を心がけて物件を購入しましょう。
現在はローンの利率が安い状態が続いています。こんな状況は過去に例がありません。反面、金融機関に預けても利率も安いためキャッシュを貯めるのは効率が悪いです。
あなたが日本の平均年収以上のサラリーマンであれば、賃貸に住み続けるのはナンセンスです。低金利のローンで不動産を購入する事をオススメします。そして家族構成が変わったり住替えをしたときに人に貸しましょう。
物件を貸すことで入ってくるお金は次の住宅の購入資金にしたり再投資に回しましょう。ポジティブスパイラルの形成が第一です。